思い出の天皇賞・春

g_umeda2006-04-25

今日は特にネタがないので、今週行われるGⅠ、「第133回 天皇賞・春」にちなんで、「思い出の天皇賞・春」ということで語ってみたいと思います。
取り上げるのは、1995年の第111回。
ライスシャワーが、2回目の春天勝利を収めた時です。
前年に三冠を達成したナリタブライアンの不在で、大混戦。
そんな中、1番人気に支持されたのは、ダービー2着に菊花賞3着、しかもその後のステイヤーズSダイヤモンドSを連勝したエアダブリン
2番人気に、前哨戦の日経賞を勝利したインタライナー、3番人気に、阪神大賞典ナリタブライアンに大差をつけられながらも2着に入ったハギノリアルキング
そして、4番人気に前年の有馬記念を骨折明けで3着に入りながらも、その後の京都記念日経賞と、1番人気に支持されながらも共に6着という不本意な成績に終わったライスシャワーと続いていました。
レースが後半にさしかかり、2周目の向正面のあたりで事件が。
坂の手前あたりから、ライスシャワーが先頭に。
現場でモニターを見ていた私も、思わず「早いって!」って叫んだのを覚えています。
ところが、直線を向いてもまだライスシャワーが先頭に。
そして、外からステージチャンプハギノリアルキングの猛追。
結果は、ライスシャワーステージチャンプ写真判定に。
ゴールした時、手が上がったのはステージチャンプの蛯名だったらしいですが、勝ったのは内のライスシャワー
着差はハナ。推定16cmの差だったそうです。


菊花賞を勝ったあたりでこの馬が好きになった私ですが、ナマで見たのがこの時が最初で最後でした。
橋口厩舎のバラ一族*1も好きですが、「今までの競走馬で一番好きなのは?」と聞かれたら、即答するのはこのライスシャワーですし、私の中では、この馬を越えるほど好きになる馬はいません(素)


今年は、ディープインパクト一色になっていますが、この馬を除けば大混戦。
もちろん、相手の筆頭は、あの馬ですよ( ̄ー ̄)

*1:ロゼカラーに始まり、ロサードやローズバド、現役馬ではローゼンクロイツヴィータローザなど。